バーバママてんてー

現役おばちゃん保育士で四人の育児が落ち着いた今だから過去の自分に そして今の保育士さんや育児に奮闘しているママたちにそっと耳打ちしたいこと 最近の子どもたちを取り巻く環境について思うことなど書いています

アンパンチがいけないわけじゃない


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昨日の夜は 近所の人たちと バーベキューをしました。 引っ越してきて、まだ半年ちょっとなのに 本当に皆仲良しで楽しく過ごさせていただいてます。

話題は まだ子どもが小さい家庭が多いので、子どものことになりましたが、
やっぱり 子は親の鏡だねって話になりました。

# 育てたように子は育つ

相田みつをさんの 言葉でもありますが、よく 子どもが 何かをやらかしてしまったときや自分にとって都合の悪いことをしたとき等、「こんな子に育てた覚えはない」と よくドラマ等で聴くセリフですが 普通の家庭でも 「誰に似たんだろう」とか の話は聞きますよね。
自分も 子どもが 思わぬ行動をしたり、良くない言葉を使ったときなど、誰がそんな言葉を使ったんだろう?こんなことを私はしないのにと 思う事がありますが、よーく振り返ってみると そういう言動に心当たりはなくないなと反省することもあります。

# 人の振りみて我が振り直せ

という 言葉もあります。子どもが 良くないことをしたり、言葉を使ったりしたときに、これは良くないんじゃないかと思ったら、諭してあげるのは やはり親なのでは? 最近では 子どもに逆に叱られることもあるくらい だらけているknaさんですが 事の善し悪しを 小さいうちに教えておけば、大体は 大反れたことは しないんじゃないかなと 私は思っています。大きくなってから 何か 犯罪を犯してしまったりするのは 親の目が行き届かなくなり 行動範囲 子どもを取り巻く環境(学校 友達 会社等)色々あると思うのですが、理由はどうあれ 悪いことは悪いこと。やっていいこと、いけないこと を心の中にちゃんと根付かせてあげるのは 親の最大の仕事だと 思います。

# 命を大切にしない行為が1番いけないこと

自分の命と同じように人の命も大切
世の中では アンパンマン論争等と言うものが繰り広げられているようですが
あれを 暴力的というのなら、他の 子ども番組はどうでしょうかね?戦いの場面が出てくる 番組は沢山あるのではないでしょうか? 子どもがそのヒーローに憧れて なりきって ごっこ遊びをするというのは、昔からある話です。

問題は そのなりきりやごっこ遊びをすることで 怪我をしたり力の加減 場所によっては 最悪の事態を招くかもしれないという危険を孕んでいるということなのでしょう?

それなのなら やはりそこで 加減を教えられるのは 周りにいる保護者だったり保育士であったり 大人なわけですよね

夢を壊すとか そういうことでなく もし子どもが パンチやキックをしていたら
それは いけないこと やられたら 痛いこと 自分もやられたら 痛いということ、アニメやテレビやゲームと現実は違うということを教えてあげなくてはいけません。

# 時にはケンカだって必要

今の子どもたちは 産まれながらにして
当たり前のように、スマホがあり テレビがありパソコンがあり ゲームも小さなうちに与えられ、バーチャルな世界に慣れています。また少子化も進み、子ども同士で 戦いごっこなどの遊びは なかなか見られません。だから そんなことを教える機会もあまりない。それが 私は逆に いけないのかな?とも思います。ゲームが相手では リアルな痛みは感じられません。保育園では 前にも書きましたが、怪我や事故はおこしてはいけないですから、怪我をするようなケンカになりそうなときには 間に入って止めますが、言い合いや ちょっと手が出る 位の時には見守り子どもたちの間で解決するのを待つこともあります。

# 物事を排除することだけでは根本的な解決にはならない

アンパンチがダメというなら アンパンマンを見せなければいい。

公園の遊具で怪我をしたから 遊具はなくせばいい。

散歩では 事故にあうから散歩をしなければいい。

これでは 根本的な解決策にはならないと思います。

自分の命を守るための行動はしっかりと周りの大人や社会が教えてあげなくてはならないし、教えるためには 色々な経験をさせてあげることが必要だと思います。常に受け身のバーチャルな世界では 感覚が麻痺して、自分の痛みを感じることも出来ませんからね。自分の痛みが分からない人は人の痛みも分かりません。

そのように 成長していった子どもが今度は親になり 子どもを育てていくのですから これからの世の中はどうなっていくのでしょうね…

私もこうして ブログを書いて、SNSも利用していますが 子どもの頃には 何もなかったので それで良かったと思います。確かに便利で、子どももスマホ ゲーム見ていれば(やっていれば)大人しいですから、ついついということもあるのかもしれませんが、一歩使い方を間違えたら、とても危険なものなのだと言うことも 与えるだけでなく 伝えていきたいですね。

昨日のバーベキューで、長女が 私よりも 近所のパパさんママさんと 盛り上がって いてやきもちを妬いたknaさんでした。


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